本日の釣行記(7/30)
6~7月に休日出勤が連続したため、7月下旬のこの時期にまとめて休暇を取得できた。本来であれば、この有給休暇を利用し、本日は昨年に引き続き「北海道旅行」に旅立つ予定だった。「幸福の黄色いハンカチ」の夕張、「三毛別羆襲撃事件現場」、学生時代に初めて北海道の観光地を訪れた「神威岬」等を周遊するプランを立てていたが、先週末、いわき(平)で3日間炎天下の中、或る屋外イベントの仕事をして来て、両脚のふくらはぎの肉離れや疲労が著しく、遠出は避けたかった。
したがって、約2年振りに釣りを楽しむことにした。2日前に東北地方が梅雨明けしたばかりで、正直猛暑の中の釣りも厳しいし、迷いに迷ったが、久しぶりの感触を取り戻そうと決断した。場所はフランチャイズの中之作漁港白灯台。平日なのでたぶん空いているという安易な発想。しかし、放射線被害により、海洋汚染が深刻化し、釣った魚は食べられない。
よって、今回のいわきでの釣りは、キャッチ&リリースとし、単なる釣り勘を取り戻すための「試し釣り」的な感覚で臨む。したがって最初からクーラーは持っていかない。
前日(7/29)の夕刻に蚊に刺されまくりながら物置から釣り道具一式を2年ぶりに引っ張り出した。すると、バッカンやデイパックのチャックが開閉できなくなっていて、オイルスプレーとペンチで何とか開け閉めできるよう修復した。
そして19時半過ぎに、これまた久し振りに「上州屋」を訪ね、アオイソメ600円分とコマセ350円を購入。オキアミは冷凍庫に眠っていた2パックを使用することにした。幸い店員のI氏もまだその店舗にいた。2年振りの再会。私のことを覚えてくれていた。2年間有効のカードが切れてしまい、用紙に住所氏名などを記入手続して新しいカードに切り替えた。I 氏はやはり気持ちがいい人だ。
その後、カワチでお茶とパン4つを購入した。これに昼間トライアルで購入したおにぎり2個を携帯。23時に就寝し、夜中出発に備える。たぶん仮眠程度で睡眠不足は確定。
<DATA>
DATE: 7月30日(水)
TIME: 3:43~10:10(6.5H)
PLACE: いわき中之作漁港白灯台
WEATHER: くもり/晴れ 20.4℃~26.9℃ 日出4:39 日没18:49
TIDE: 中潮 満潮5:11(136cm) 干潮11:48(32cm)
WAVE:波の高さ 1m~1.5m 水温:19.9℃
WIND: 弱風
EFFECT: ドンコ1尾、フグ3尾、アイナメ1尾、サバ12尾 (計17尾)
THEME:「2年振りのファランチャイズで爆釣サバサバ!」
<往路経過>
7月30日(水)
1:38起床
1:54自宅発 ドンキ前の交差点で対向したガンメタカムリ無謀運転。逃げて交わす。
2:07旧森永R49 信号タイミング最悪 大善寺交番前後取締り警戒
2:16谷田川セブン18℃。先行車全くなし。スイスイ。
2:29平田セブン 霧
2:38長沢峠(17℃)
2:45トンネル 赤帽が道を譲る
2:48三和IC
2:54平中央IC
3:02 R6バイパス合流
3:05鹿島街道 工事で幅員狭い
3:13中之作漁港 往路90.3km(1時間19分)
<実釣経過>
白灯台無人。市場も漁港全体に人いない。防波堤一段高くなる。白灯台、ステンレス階段(護岸工事用)。満天の星空。灯台の周辺も高くなり、先端部分幅狭くなる。テトラもうず高く積まれる。携帯ラジオ感度悪い。
3:43 胴突き仕掛けでぶっこみ。2年振りの実釣。懐かしい感覚。
3:53 天秤仕掛けでぶっこみ。
4:10 天秤仕掛けに21cmのドンコかかる。リリース。根が漂流。市場前で12時から味
釣りしていた地元のオジサンが来て話。
4:40 ウキふかせ(インターライン竿)スタート。チヌ針で餌はオキアミエビ
5:05 朝焼け。全然鈴が鳴らず。睡眠不足解消のため寝る。幅狭く落ちる危険大。
6:04 円形オモリ付天秤と仕掛け根掛かりで失う。
6:30 一斉に漁船が出港して沖へ。
6:40 大型の作業船がエンジンスタートし、向きを変える。
6:45 遠投サビキスタート。胸焼け(みぞおち焼ける痛み)&胃痛ひどい。UVクリーム塗
る。じりじり日差しが強くなり、照り付ける。でも風が心地よい。
7:20 胴突き仕掛けにフグ(リリース)作業船にコンテナ積み。ミキサー車入れ替わり立
ち代わり来る。愛車大丈夫か?
7:55 作業船出港時にフグ釣れる。針飲まれてリリースできず。仕掛けも失う。
8:20 防波堤のヘチ際にぶっこんでおいた天秤仕掛けに15cmのアイナメかかる。
久し振りだが、針飲まれてリリースできず。
8:34 遠投サビキ(ピンク針)に20cmのサバかかる。ここからサバフィーバー開始。ウ
キ根掛かり回収できず・・・。
8:54 サバ20cm2匹(遠投サビキ)
9:02 ウキ&チヌ針、無事回収。
9:07 サバ20cm(遠投サビキ)。すべてこのサイズ。すべてリリース。
9:12 フグ
9:13 大型作業船、江名沖から戻る。またミキサー車大挙襲来。
9:30 サバ20cm(遠投サビキ)
9:34 サバ18cm(遠投サビキ)
9:40 サバ3尾すずなり。大きいウキが沈む。この手に伝わる反応久々興奮。
9:43 サバ3尾再びすずなり(遠投サビキ)18cm×3。仕掛け絡まる。
10:01 コマセ切れでラストの一投でライン切れてサビキ仕掛けとオモリ失う。
10:10 納竿。
荷支度を整え、作業船とミキサー車いない隙に防波堤を歩いて車に戻った途端、「○木工業」と書かれたミニタンクローリーがエンジンかからず立ち往生していた。そこにいた作業着を着てサングラス姿の作業員が俺が車に戻ると、いきなりいちゃもんをつけてきた。来年の2月10日まで工事中だから「釣りは遠慮してもらいたい」だと。「防波堤に上がるあの階段も護岸工事用に設置したもので釣りのために架けた訳じゃない」とのたまう。しかも「今回はしょうがないけど次回から気をつけてくれ」と上から目線の発言。行政でも警察でもないのに言いがかり。どこにも「釣り禁止」などと書かれていないのに、嫌がらせか?こっちは誰にも迷惑をかけていないだろう。しかも防波堤の上の工事は既に完了してる。マジでムカついた。この一件で、せっかくの好釣果も気分台無し。
車の窓閉めきり。高温でやばいと思ったが、意外に気温は24℃。でも日焼け必至。
この後、普通なら帰路につくが、小名浜の湾岸工事の状況と先月「音楽のちから」で、嵐が野外ライブを行った三崎公園にある貝殻をあしらった「野外音楽堂」を見たくて寄り道。
10:22 中之作漁港発。永崎海岸も護岸工事中。かなり立派。三崎公園方面へ左折。坂道の正面頭上にマリンタワー聳え立つ。野外音楽堂方面へ一方通行を左折し、下り坂の途中で路上駐車。右下には磯の岩場に降りられる空き地と道が・・・。
10:29 三崎公園野外音楽堂付近着。94.5km。
歩いて公園内を散策。無人。ゲートが閉まり野音の中には入れず。防犯カメラの存在を気にして柵を乗り越えることもせず。階段を上り、せめて写真だけでもと思うが、すべてベールに隠れた状況。外からはステージなどを見ることはできない。ここで6月に被災3県の被災者を招いて「嵐」がミニライブを行った。とても感動的で、私を含め、被災者には涙無くしては見られないものだった。腹痛くてトイレに行きたかったが、我慢。みぞおちの焼ける痛み、半端ない。
「音楽のちから・嵐ミニLIVE」はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=5_ihPqCLO1Y
10:40 野音付近出発。坂を下りる途中、松下海岸付近で、小名浜港が一望。釜の前防
波堤も綺麗になる。かなり整備進む。震災津波の爪跡感じられず。トンネルをくぐ
り、ボッコ灯台付近。船舶多く、活気あり。復興を感じる。市場入口通り過ぎ、左
折して戻る。
10:47 市場前T字岸壁着。車ごちゃごちゃ。釣りはファミリー1組くらい。工事用車両?漁
船の所有者?小名浜の風景一変。防波堤の数相当増える。沖の岸壁を繋ぐ大
橋も着実に建設進む。大規模国際港の気配漂う。写メのみ。
<帰路経過>
10:48 小名浜市場前発。ソープ街呼び込み2人。灯台を象ったビルあり。
10:54 右折して鹿島街道へ。いわき東署前通過。レッドバロン、ブックオフ、ヤマダ。
11:06 R6バイパスへ合流。白バイ警戒。
11:15 平中央IC前。工事中。大型多く、ゆっくり50~60km/hペース。
11:25 いわき三和IC。値上げしたためか誰も高速入らず。長い車列。50km/hペース。
11:31 トンネル。ライト無灯火多数。
11:40 長沢峠(29℃)
11:52 平田セブン(31℃)ペット茶不明。前のシルバーのナディア目障り。
12:13 谷田川セブン
12:24 旧森永右折、左折して阿武隈川を渡り、300m先右折し、東部幹線へ。
12:32 半田屋 181.3km ハムエッグ、納豆、野菜炒め、ミニめし、味噌汁510円。
客は25人程度。
12:44 半田屋発ー会津街道経由 クリーニング屋立ち寄り、スラックス受け取る
12:55 帰宅 帰路2時間8分
総走行距離 186.6km
<費用>
おにぎり2個 136円
パン4個、2L茶 511円
餌代(コマセ・アオイソメ) 950円
昼食(半田屋) 510円
合 計 2,107円
<コメント>
約2年振りの釣りとなった。放射線の海洋汚染被害により、セシウム高値で釣った魚を食べることはかなわないが、久し振りの釣りの感覚を取り戻せて良かった。この時期は暑さとの闘いを強いられるが、さほど影響はなかった。午前中で切り上げたのが正解。
私の予想だが、結果、小ぶりながら17尾も釣れた理由は、上述した被害により、釣り人が激減していること。漁船の操業もまだまだで、海には多くの魚が溜まっていると見た。
中之作漁港も護岸工事中で、2月10日まで立ち入り禁止のようだ。平日とはいえ道理で実釣中に誰も現れなかった筈だ。市場前にひとり、北側の岸壁や入り江も釣り人ゼロ。また、地元のオジサンの話では、みんな釣った魚を食べてると言うが、個人で釣った魚が安全かどうかは未知数。特にアイナメやカレイなどの根魚は厳しい。次回、中之作で釣りをする際は、西側の入り江付近からカレイ狙いで投げ釣りをするしかなさそうだ。
帰宅後、速攻でシャワーを浴び、釣り具の洗浄と炎天下の水切り干しを念入りに行った。
記事作成:7月30日(水)
追記
夕刻の県内ニュースで、私が本日、釣りへの往復で通った田村工業団地内の道路で、車3台が絡む多重事故が起き、軽乗用車を運転していた43歳の男性1人が死亡し、幼い子供を含む3人が重軽傷を負った模様。午後2時前頃起きたので、私が通った1時間半後らしい。通行の時間帯によっては私が巻き込まれていた可能性があるため、人ごとには思えなかった。
http://www.fct.co.jp/news/news_3079593.html?url_day=201407302008
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