2017年5月
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野球

2017年5月10日 (水)

巨人移籍でダメになる選手たち②

 以前(2010年9月)にも同名の記事を書いたが、昨季の巨人は、ナベツネ発言をきっかけに大型補強に乗り出した。初のFA3人獲得やトレード実行で「最強布陣」と言われ、V逸は許されない状況にあった。しかし、オープン戦は最下位に沈み、4月終了時点では14勝13敗と貯金僅か1のリーグ3位とお寒い状況。開幕ダッシュこそ成功したが、広島にはからっきしダメ。1勝5敗という惨敗状態だ。
 それには理由があって、FAや移籍で期待された「外人部隊」がこぞってダメ。というより、出場すら果たせていない。3軍で調整していたり、一度も一軍登録されていない選手までいる。では論より証拠。どんな具合か検証したい。

 打者

                   昨季の成績            今季の状況

 陽岱鋼(日ハム) 打率.293 14本塁打 61打点      一軍登録無し
   

 投手
             登板数 勝 敗  H/S 防御率  登板数 勝 敗  H/S 防御率

 吉川光(日ハム)   27  7  6   3   4.19   2   0  0      0   6.14

 森福(ソフトバンク)  50  2  1  16    2.00    7    0  2      3    5.40
 
 山口俊(DeNA)   19  11  5  0   2.86     故障のため登板機会なし

 いずれも巨人に移籍後は、昨季とは雲泥の差。山口はさておき、防御率5点台を越えているようでは、信頼度はゼロ。どうしてこうなるのか・・・。年齢的にはまだまだ現役バリバリにやれる世代だ。陽30歳、吉川29歳、森福30歳、山口29歳とベテランと呼ぶにはまだ早い。なのに、ひとりとして満足できる成果を得られていない。巨人に来ると、なぜこうなるのか?私なりに分析してみた。

 1 伝統チームで注目され、敵チームからはエース級をぶつけられるなど包囲網がある

 2 移籍後は対戦投手や打者の癖を掴むのに時間がかかる

 3 慣れない環境で練習やトレーニング方法も違う

 4 結果を出さないと焦ったり、はりきりすぎてオーバーワークで怪我や故障しやすい

 5 層が厚く、人材豊富でレギュラー獲れるか不安や精神的なプレッシャーが大きい

  世の中には科学では証明できない不思議な事象が時として起こり得るが、この巨人に纏わる移籍の実態は、まさにそれだ。歴史と伝統のある巨人はそれだけ周囲の注目が高くて、選手には極度のプレッシャーが圧し掛かる。

 また、外国人助っ人もそうだが、茶髪や髭がダメなど制約が厳しく、個性が殺されてしまう。のびのび野球が出来ない環境に、実力を出せず終いに陥る傾向は他球団より強い。
 
 ここで主旨とは違う話をするが、巨人の連携プレーはお粗末で、二塁ランナーをヒットで簡単に生還させてしまう。外野からの好返球で、ホーム上のクロスプレーで刺したのを見た験しがない。いつもセーフ。タッチも下手くそ。
 また、投手の場合、守備がダメなので不用意な失点が多くなり、戦意喪失。マイコラスなど小林のキャッチングやお粗末な守備にイライラしている様子が見て取れる。広島の菊池、中日の荒木のような守備の達人がいないし、阪神の糸井のような強肩で走者を刺せるような期待感もない。
 また、昨季はエースの菅野が投げると味方打線は毎回注目。エースを見殺しにする。防御率1点台にもかかわらず、9勝止まり。寡黙な菅野は打線を批判したりしないが、これではやる気が失せる。

 小林捕手はイケメンかもしれないが、WBCに選ばれ、大会ではラッキーボーイになったのは事実だが、実力はからっきしダメ。打率も2割を割り込むし、バントは下手くそ。勘違いしているだけ。頭を丸めた気概は買うが、真の実力が伴っていない。
 それに今の巨人の打線では繋がらないし、怖さもない。
                                                      
 では最後に、私が2月時点で3チーム作れると豪語した中で、一番の脅威オーダーと4月30日の敗戦時のオーダーを比較してその差を比較してほしい。

     私の熱望オーダー        4月30日のオーダー

 1   陽     8        1   立岡  
 2  片岡     4        2   橋本到
 3  ギャレット  7        3   坂本
 4  マギー    5        4   阿部
 5  阿部       2        5   マギー 
 6  坂本     6        6   石川
 7  村田     3        7   中井
 8  亀井     9        8   小林
 9  投手     1        9   投手

 4月30日のスタメンを見てもまったく怖さが無い。橋本、中井、石川って巨人の主力ではない。二軍の選手という印象しかない。役者不足で、相手投手は舐めてかかるだろう。層が厚い巨人のベストオーダーがこの面々では迫力を感じないし、小粒という概念しかもたれない。高橋監督は、今年優勝を逃せば更迭は逃れられない。桑田か松井が監督就任するのか、あるいは原監督が復帰するのか・・・。いずれにしても広島の独走を許さないためには、根本的にメンバーを見直す必要がある。
 果たして救世主は現れるのだろうか?オーダーを固定できないようではお先真っ暗だ。

 記事作成:5月2日(火)   

2017年5月 7日 (日)

WBCメンバーのペナント成績

 ペナント開幕直前まで行われた第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)。各チームから主力を一堂に会し、V奪還を至上命令として果敢に挑んだのは既知の事実だ。
 一次予選から並居る強豪と互角以上に戦い、連戦連勝で負け無しで、ベスト4に進出した日本チームは、アメリカに乗り込み、地元USAと対戦。健闘むなしく惜敗し、2大会ぶりの優勝はならなかったが、練習試合で惨敗し続けたチームが劇的に変身を遂げ、日本野球の面目を保ったことは価値がある。

 ところがWBC終戦後、各チームに戻り、3月下旬から始まったペナントレースに参戦したWBC戦士たちだが、異変に見舞われている。いずれの選手も低迷している。これは疲労が原因なのか、あるいは短期決戦ながら合宿状態で日の丸を胸に極度の重圧と闘った末の虚脱感なのか、どうもパッとしない成績に甘んじている選手が多い。
 ペナント開始から一ヶ月経った今、4月終了時点でのWBC選手の成績を見ると、一目瞭然。昨季までの成績とは雲泥の差であることがわかった。
 では論より証拠。検証してみたい。

 <WBCメンバー>

 打者           昨季の成績   今季の成績(4月終了時点)
          打率  本塁打  打点     打率  本塁打  打点    評価

DH 山田哲  .304   38   102    .191     2     8     ×
 2 菊池   .315   13    56    .254    2    10     ×
 3 青木   .283    4    28    .321    1     5     ○
 4 筒香   .322   44   110    .275    1    12     ×
 5 中田   .250   25   110    .170    1     4     ×
 6 坂本   .344   23    75    .330    1    11     △
 7 平田   .248   14    73    .260    4    15     ○
 8 松田   .259   27    85    .220    1     6     ×
 9 小林   .204    4    35    .153    0     1     ×

 控え

  内川    .304   18  106     .340    5    20     ○
  田中    .265   13   39     .288    0     9     ○
  秋山    .296   11   62     .330    5    11     ○
  鈴木誠   .335   29   95     .317    5    19     ○

 打者で絶不調なのは、山田、中田、小林。山田は2年連続トリプルスリーの面影無し。中田も故障で一時戦線離脱し、フォームを崩して打率2割に届かない。また、WBCでは嶋の離脱で非本代表の正捕手に抜擢された小林。ラッキーボーイとして注目されたが、ペナントレースでは鳴かず飛ばず。1割5分台では話にならない。しかも打点はたったの1。

 投手        昨季の成績         今季の成績(4月終了時点)
         防御率   勝   敗  SH    防御率   勝   敗  SH  評価

  菅野    2.01    9   6        1.76    3    0       ○
  則本         2.91   11  11        3.81    2    1       ×
  千賀    2.61   12   3        3.86    3    1       △ 
  
  増井    2.44   10   3  10S   3.00    2    1   3S   △
  宮西    1.52    3   1  39S   8.10    0    1  5S   ×
  秋吉    2.19    3   4  19S   0.82    3    0   4S      ○
  松井    3.32    1   4  30S   0.53    2    1   4S    ○
  牧田    1.60    7   1  25H   0.00    0    0   5H   ○ 
  
 比較的打者に比べて投手は昨季よりも好成績を挙げている選手が多い。やはり日本の野球は投手力がものを言っているのがよくわかる。打線は水モノで、好投手の前では手も足も出ないことがよくわかる。
 防御率が良い投手をWBC戦士に選んでいることが一目瞭然。ベテランよりも若い投手が多い。それに世界一を目指すこの大会は、若くてチャレンジ精神に溢れ、多少無理が利く選手を選ぶ傾向が強い。監督は、各球団から選手を出して貰っている手前、怪我をさせてはならない。

 今回は、残念ながら大谷が出場を辞退し、戦力ダウンしたが、ベスト4に進出できたことで、面目は保ったと思う。小久保監督は勇退したが、次回は原監督か落合監督で臨むべきだと思う。
 王、原、山本、小久保と監督が替わったが、現役でなければ原監督がベストだ。調子のよしあしを見抜く眼力や観察力は確かだし、起用法も上手い。落合も実績十分。選手の個性や実力を引き出す力は折り紙つき。ぜひ次回の第5回大会はV奪還を目指し、プロ総動員して一丸となってほしい。
 おそらくは大谷はメジャーに行くであろうから、WBCで彼の雄姿を見ることは一度もないということになる。並みいるメジャーの強打者を165km/hの剛速球できりきり舞いさせるシーンを見たかった。 

 記事作成:4月29日(土)~

 

2017年4月21日 (金)

NPB歴代のベストポジション

 今日は「野球」ネタ。私が物心ついてから45年の長年に渡り、日本プロ野球界を眺めてきて、思うところを今日はカミングアウトしたい。それは、私が独断で考えた、歴代のプロ野球選手のポジション別のベスト10だ。あくまで個人的な趣向が過分に含まれているのであしからず。なお、外国人を除き、純国産プレイヤーをセレクトした。
 

 投手

 1 江夏 豊(阪神)・・・オールスター9人連続三振や日本シリーズ最後の21球は伝説
 2 稲尾和久(西鉄)・・・日本シリーズで巨人から4連投4連投 「神様・仏様・稲尾様」
 3 松坂大輔(西武)・・・平成の怪物の名をほしいままにし、WBCで2大会連続MVP
 4 津田恒実(広島)・・・炎のストッパー 真っ向勝負した。脳腫瘍で若くして亡くなった
 5 金田正一(国鉄)・・・400勝投手 ルーキーだった長嶋を4三振に斬った
 6 野茂英雄(近鉄)・・・個性的なトルネード投法でドクターKと呼ばれた フォークは圧巻
 7 佐々木主浩(横浜)・・・「大魔神」伸びのあるストレートと角度のあるフォーク 守護神
 8 村田兆治(ロッテ)・・・「まさかり投法」鋭いフォークで三振の山 肘の手術後、復活
 9 田中将大(楽天)・・・無傷の24連勝はプロ野球記録 伝説の日本一に貢献した
10 村山 実(阪神)・・・長嶋を終生のライバルとし、渾身のザトペック投法でならした 

 ほかにも尾崎行雄や山田久志、鈴木啓示がランクインして然るべき名投手だった 165km/hをマークした最速の大谷もいずれランクインする選手になる もちろん頂点にいるのは沢村栄治であることは間違いない

https://www.youtube.com/watch?v=KAKjkYIBwog

 捕手

 1 野村克也(南海)・・・選手時代は三冠王を獲得し、600本を超える本塁打を放った
 2 古田敦也(ヤクルト)・・・ID野球の申し子で 鉄砲肩と強打者で日本を代表する捕手
 3 阿部慎之助(巨人)・・・21世紀の最強捕手
 4 田淵幸一(阪神)・・・最強スラッガー捕手 死球が多くて選手寿命を縮めた
 5 木俣達彦(中日)・・・1964年から1982年まで中日の正捕手 285本塁打を放った 
 6 谷繁元信(横浜・中日)・・・2000本安打を放った苦労人捕手 選手兼任監督も経験 
 7 福嶋久晃(大洋)・・・1960年代後半から1980年代にかけて大洋の
 8 城島達也(ダイエー)・・・打てる捕手。MLB挑戦し、マリナーズでも活躍した。  
 9 森昌彦(巨人)・・・右投げ左打ち V9時代の正捕手 抜群のリードで投手力を支えた
10 中尾孝義(中日)・・・細身で打者センスが光る 強肩で三拍子揃ったアクティブ捕手

https://www.youtube.com/watch?v=uYVF1ICE0UA

 一塁手

 1 王貞治(巨人)・・・一本足打法で世界のホームラン王に 868本は前人未到
 2 大杉勝男(ヤクルト)・・・三塁手から転向 月に向かって打つ豪快なフォームだった 
 3 川上哲治(巨人)・・・野球の神様 ボールが止まって見えたと名言を残した V9監督
 4 清原和博(西武)・・・PL時代からスラッガー 番長として数多くの伝説を残した
 5 谷沢健一(中日)・・・細身ながらバッティングセンスは抜群だった 
 6 松中信彦(ダイエー)・・・最後の三冠王
 7 加藤秀司(阪急)・・・昭和50年代の黄金期にクリーンアップを担った。
 8 榎本喜八(大毎)・・・オリオンズの中心で、初代安打製造機」の異名をとった選手
 9 小笠原道太(日本ハム)・・・豪快なバッティングフォーム ガッツと呼ばれた
10 柏原純一(日本ハム)・・・巨漢のスラッガー 打ち方が落合とダブる

 他にも小早川毅彦や駒田徳広も捨てがたい

https://www.youtube.com/watch?v=Zz9m8Qzzue8

 二塁手

 1 荒木雅博(中日)・・・アライバコンビは鉄壁の二遊間だった。絶対に破れない聖域
 2 高木守道(中日)・・・元祖守備の名手。ゴロの捌き方は日本一だった
 3 山田哲人(ヤクルト)・・・2年連続トリプルスリーを達成。野球センス抜群で才能の塊
 4 篠塚利夫(巨人)・・・攻走守揃った好打者。ミートが巧く、ヒットを量産した
 5 井口資仁(ダイエー)・・・ホームランが打てる二塁手として新たな境地を開拓した
 6 菊池涼介(広島)・・・WBCでも魅せたが、ダイビングキャッチの達人
 7 西岡剛(ロッテ)・・・走攻守三拍子揃った職人プレーヤー。スイッチヒッターでもある
 8 大石大二朗(近鉄)・・・オールスターで江川の9者連続三振の野望を9人目で阻んだ
 9 岡田彰布(阪神)・・・バース、掛布と結成したクリーンアップは破壊力抜群だった
10 土井正三(巨人)・・・V9メンバー、小技が利き、安定した守備と頭脳プレーで貢献した

https://www.youtube.com/watch?v=OoQ9jWSTVqM

 三塁手

 1 長嶋茂雄(巨人)・・・ミスタープロ野球 NPBでは神格化された存在
 2 落合博満(ロッテ)・・・セ・パ両リーグで三冠王を達成したスラッガー
 3 中西太(西鉄)・・・ピンポン玉のように打球を左翼席に運んだ 怪童と呼ばれた
 4 衣笠祥雄・・・鉄人として連続試合出場世界記録を樹立 広島の黄金期のメンバー
 5 有藤道世・・・ミスターロッテ 
 6 小久保裕紀(ダイエー)・・・野球センス抜群 細身のスラッガー
 7 掛布雅之(阪神)・・・ミスタータイガース。細身ながらホームランを量産した
 8 大島康徳(中日)・・・ミスタードラゴンズ スリム体型でホームランアーティスト
 9 中村紀洋(近鉄)・・・豪快なバッティングフォームが持ち味 契約トラブルが多かった
10 宮本慎也(ヤクルト)・・・日本代表主将 誠実で周囲の信望が厚い選手だった

 落合は晩年に一塁を守ることが多かったが、ロッテ時代はサードの印象が強い
 このポジションは外国人助っ人が守ることが多い 大洋の松原や田代も実力派だった

 遊撃手

 1 松井稼頭央(西武)・・・抜群の運動神経で、とにかく足が速かった
 2 池山隆寛(ヤクルト)・・・ぶんぶん丸という異名で、本塁打を量産した
 3 井端弘和(中日)・・・鉄壁の二遊間 彼のグラブさばきは天下一品 
 4 豊田泰光(西鉄)・・・守備と言うより打撃の人 西鉄黄金期の主力メンバー
 5 高橋慶彦(広島)・・・走攻守揃った1番打者 広島の黄金メンバーの主力
 6 立浪和義(中日)・・・PL出身の走攻守揃ったプレーヤー 2,000本安打を達成
 7 石毛宏典(西武)・・・原と良きライバルで、最強西武の先頭打者として君臨
 8 田中賢介(日本ハム)・・・俊足好打の一番打者だった。メジャー帰り
 9 今宮健太(ソフトバンク)・・・守備の達人 どんなボールにも食らいつく
10 宇野 勝(中日)・・・細身のスラッガー 珍プレーには欠かせない存在だった 

https://www.youtube.com/watch?v=2oTgRW9SYjI

 野村謙二郎も次点に入る名選手だ

 左翼手

 1 張本勲(東映)・・・史上初の3,000本安打を達成し、「安打製造機」と呼ばれた
 2 長池徳士(阪急)・・・山田、福本、加藤と共に阪急黄金時代を築いた。338本塁打
 3 松井秀喜(巨人)・・・伝説の5敬遠の後、巨人、ヤンキースで活躍したホームラン打者
 4 土井正博(近鉄)・・・20年の現役生活で2,452安打、465本塁打を放った強打者
 5 蓑田浩二(阪急)・・・204本塁打250盗塁を記録した走行守揃った名選手だった
 6 田口壮(オリックス)・・・俊足・強肩の名外野手 オリックス→メジャー→オリックス
 7 谷佳知(オリックス)・・・俊足巧打の外野手 首位打者を獲得したこともある
 8 和田一浩(西武)・・・豪快なバッティングホームで力技でスタンドに運んだ
 9 金本知憲(阪神)・・・アニキとして君臨 連続試合出場など親分肌で中心選手だった
10 緒方孝市(広島)・・・通算241本塁打のスラッガーだが1番を打つことが多かった

 

 中堅手

 1 福本豊(阪急)・・・世界の盗塁王 シーズン109盗塁で阪急の黄金期を築いた
 2 秋山幸二(西武)・・・三拍子揃った全身バネ。ホームベースで宙返りが名物だった
 3 山本浩二(広島)・・・ミスター赤ヘル 力でレフトスタンドまで叩き込んだ
 4 柴田 勲(巨人)・・・V9時代の先頭打者 青い手袋で盗塁を量産 スイッチヒッター
 5 広瀬叔功(南海)・・・歴代盗塁成功率1位 鷹の爪と呼ばれたリードオフマン
 6 若松勉(ヤクルト)・・・首位打者を獲得するほどの名選手 ヤクルト不動の1番打者
 7 新庄剛志(日本ハム)・・・鉄砲肩と俊足 やることが派手で人気者 阪神→メッツ
 8 田尾安志(中日)・・・中日の1番打者でミートが巧く、野球センス抜群だった
 9 高木豊(横浜)・・・大洋のスーパーカートリオの一人 高打率を叩き出す名選手
10 島田誠(日本ハム)・・・足が速く小柄ながら守備範囲が広かった 日ハムの先頭打者

 青木宣親や中塚政幸、飯田哲也も切り込み隊長として活躍した

 右翼手

 1 イチロー(オリックス)・・・日米通算でピートローズを越えた 今も現役を貫く神選手
 2 稲葉篤紀(日本ハム)・・・ヤクルトから移籍 頼れる打者でWBC代表にもなった
 3 糸井嘉男(日本ハム)・・・鉄人のような鋼の体で強肩好打のセンスある選手
 4 大下弘(セネタース)・・・青バットの大下と呼ばれ14年間で1,667安打を放った
 5 高橋由伸(巨人)・・・野球センスの塊で、打率・本塁打ともに好成績を挙げた
 6 杉浦亨(ヤクルト)・・・豪快なホームランが魅力だった 弾くような弾丸ライナー
 7 前田智徳(広島)・・・23年の現役で2,119安打295本塁打を放ったパワーヒッター
 8 平野謙(西武)・・・451犠打の新記録を達成 俊足巧打で230盗塁を残した
 9 中島治康(巨人)・・・プロ野球黎明期の名選手で初の三冠王を達成した
10 福留孝介・・・WBCの逆転ホームランが記憶に残る 今なお現役

 やはり外国人助っ人が外野を守るケースが多かった。

https://www.youtube.com/watch?v=Eu5Bj8FC3s4

 DH

 1 門田博光(南海)・・・23年の現役生活で2,566安打、567本塁打
 2 山内一弘(毎日)・・・19年で396本塁打 2,271安打を放った
 3 太田卓司(西武)・・・職人肌であぶさんのような存在 171本塁打

 代打

 1 高井保弘(阪急)・・・上田阪急時代の隠し玉 通算で27本の代打本塁打数

 さて、今日の記事はあくまで個人的な主観で掲載したものです。おそらく野球ファンにはそれぞれ「推しメン」がいてしかるべきだと思うが、巨人ファンの私でも、ひいき目にして考えたベストポジションではない。それだけ過去にも名選手が多かったということだ。

 記事作成:4月8日(土)~9日(日)

 

2017年4月20日 (木)

監督請負人

 プロ野球やJリーグはプロフェッショナルなので結果がすべて。したがってシーズン途中であっても成績不振を理由に休養(事実上の解任だが、本人の名誉のためにそう表現する)するケースがある。もちろん、休養後に同じチームに復帰することはないが、監督であってもクビになるシビアな世界だ。
 しかし一方では、指導力があって、幾多の球団から監督要請され、複数球団に渡って監督に就く奇特な人もいる。今日は監督の中でもプロ中のプロで、複数の球団を渡り歩きながら優勝を飾っている方々を取り上げたい。なお、数字表示は優勝回数

 1 三原 脩 巨人1回・大洋1回・西鉄3回 ほかに近鉄の監督も歴任

 2 水原 茂 巨人8回・東映1回 ほかに中日の監督を歴任

 3 西本幸雄 大毎1回・阪急5回・近鉄2回 3チームで合計8回優勝  20年間監督

 4 野村克也 南海1回・ヤクルト4回 ほかに阪神・楽天の監督を歴任 ID野球

 5 星野仙一 中日1回・阪神1回・楽天1回 鉄拳制裁で選手を叱咤激励する熱血漢

 6 仰木彬 近鉄1回・オリックス2回 イチローを育てた名監督

 7 広岡達朗 ヤクルト1回・西武3回 弱小だったヤクルト・西武を優勝に導いた手腕!

 8 梨田昌孝 近鉄1回・日本ハム1回 ほかに現在は楽天の監督

 9 藤本定義 巨人7回・阪神2回 ほかにパシフィック太陽、金星、大映、阪急のなどを
                   歴任し、29年に渡って監督を務めた。

10 山本(鶴岡)一人 グレートリング1回・南海4回 23年間監督を務めた。

11 王貞治 巨人1回・ダイエー3回 監督業19年で優勝4回は寂しい・・・

 名選手=名監督とは限らないようで、ONは監督としてはイマイチだった。長嶋もFAなどで他チームの主力ばかりを漁って来た布陣を毎年組みながら、15年間で5回しか優勝できていない。偉大すぎる監督ばかりが目立って、選手が萎縮するパターンだった。

 こうなると監督冥利に尽きる。野球は投手力とよく言われるが、監督によってガラリ変る場合がある。私は巨人を除けば、西本監督と古葉監督は秀逸していると感じている。前者は鉄拳制裁も止むなしの厳しい方針だったが、実績を残した。残念ながら日本一に何度も迫りながら、惜しくも逃した。後者は冷静沈着で、選手の力量やコンディションを見極め、適材適所に配置し、選手の才能を引き出した。

 記事作成:2月10日(金)

2017年4月 4日 (火)

甲子園優勝投手のその後

 「球春」という言葉があるが、文字通り春を告げるセンバツ高校野球が甲子園で始まり、つい先日、史上初の大阪同士の決勝戦となり、「大阪桐蔭」が優勝を飾った。今年はWBCがあるため、久し振りに野球が注目される年回りを迎えた。
 「優勝旗を東北へ」の長年の悲願は未だに叶っていない。過去に三沢商業、磐城、仙台育英、東北、花巻東、光星学院(2回)が、あと一歩のところまで行ったが、未だに白河の関を越えることはない。今年こそはの願いを毎年のように繰り返している。
 さて、私は高校野球でいろいろと疑問を持っているのだが、その一つとして、全国4,000校を超える頂点に立つ高校の優勝投手は、それはそれは凄い投手で、その後、プロ入りしてエースとして活躍して当然と思っていた。しかし、実情はそうでもない。今回は、甲子園の優勝投手に焦点を当てたい。

 1 現在プロでエースとなった凄い投手を揃えても優勝できない東北のチーム

 過去に、太田幸司を擁した三沢商業(青森)が決勝で敗れた。小さな大投手の田村の磐城、豪腕・大越投手の仙台育英も、ダルビッシュの東北、そして最近は岩手・花巻東の菊池、そして球界の宝である同じ花巻東の大谷でも優勝を成し遂げられなかった。中には現在、プロ野球の球団に所属し、エースとして活躍している面々だ。これだけの凄い投手をもってしても甲子園優勝は出来なかった。

 これを前提として考えたいが、これらの投手に打ち勝って全国一を成し遂げたチームのエース、つまり優勝投手はもっと凄い選手になっているのだろうか?実はそうでもない。

 2 甲子園優勝で全国一になった優勝投手なのに打者転向した選手

 王貞治(早稲田実業) 高2の時に甲子園で優勝したが、プロ入り後打者転向
              世界のホームラン王となった 通算868本

 柴田勲(法政二) エースとして優勝 しかし巨人入団後は俊足を買われてスイッチヒッタ
           ーとなり、V9時代には一番打者として活躍した。

 愛甲猛(横浜) 決勝では無失点記録の1年生、早実の荒木と投げ合って勝った。しかし
          ロッテ入団時は投手だったが、やがて打者転向した。

 金村義明(近鉄) 報徳学園を優勝に導いたが、やはり投手としては開花せず。野手転
           向

 西田真二(PL学園)・・・逆転のPLの立役者 エース兼4番として活躍して優勝投手に
              広島入団後は外野手として打撃で貢献した。

 他にも帝京の吉岡雄二(巨人・近鉄など)、中京大中京の堂林(広島)らがいる。

 ちなみに優勝していないが、元投手で野手に転向したプロ野球選手を挙げると

 イチロー(愛工大名電)

 3 甲子園優勝投手でプロ入り後も活躍した投手

 桑田真澄(PL学園)・・・ご存知、高校野球史上最高の投手。23勝3敗という戦績。巨人
             入り後もエースとして君臨した。怪我さえなければ200勝していた。
             パイレーツでも活躍した。 

 野村弘(PL学園)・・・大洋に入団し左のエースとして活躍 101勝88敗

 松坂大輔(横浜)・・・西武でエース、その後、レッドソックスなどメジャーへ移籍したが鳴
            かず飛ばず WBCでは2大会連続でMVPに輝いたものの、晩年は
            日本球界に復帰したが、給料泥棒状態
            しかし高校時代はすごかった。甲子園春夏連覇の立役者にして、3年
            の夏は死闘を演じた。準々決勝のPL戦は延長を投げ抜き、準決勝
            の明徳義塾戦では6点差を逆転。決勝はノーヒットノーランの快挙。平
            成の怪物の名をほしいままにした。

 

 田中将大(駒大苫小牧)・・・厳密に言うと、2年次の駒大苫小牧優勝時はセンターだっ
                 た。しかし、実際に投手として投げても入るため、あえてここ
                 に掲載した。

 藤浪晋太郎(大阪桐蔭)・・・阪神のエースとして活躍しているが好不調の波が激しい。H
                 28シーズン終了時点で40勝32敗 最速160km/h

 4 優勝投手だが、プロではイマイチだった選手

 松本正志(東洋大姫路)・・・阪急にドラフト1位入団 通算1勝3敗で引退

 中西清起(高知商業)・・・阪神 63勝74敗
 
 畠山準(池田高校)・・・南海に入団したが、6勝18敗で、その後野手に転向

 水野雄仁(池田高校)・・・巨人に入団したが、39勝29敗

 渡辺智男(伊野商業)・・・西武に入団したが、45勝40敗で引退

 正田 樹(桐生一)・・・日本ハムに入団したが通算24勝37敗

 西村健太朗(広陵)・・・巨人に入団し、リリーフエースとして活躍したがその後、イマイチ

  辻内崇伸(大阪桐蔭)・・・巨人に入団したが、あまり一軍登板もないまま引退

 斎藤佑樹(早稲田実業)・・・大学までの活躍は素晴らしいが、プロ入り後は6年間で14
                 勝20敗。ハンカチ王子として人気者になった過去の栄光で
                 今もプロを続けられているが、大卒で即戦力にならなけれ
                 ば、引退勧告されても不思議ではない。今年が正念場だ。

 他にも優勝投手には済美の福井優也(広島)、沖縄尚学の東浜巨(ソフトバンク)、興南の島袋洋奨(ソフトバンク)、清峰の今村猛(広島)らがプロ入りした投手だが、まだ入団してキャリアが浅いので今後に期待したい。

 記事作成:3月20日(月)~4月4日(火)

2017年3月17日 (金)

巨人の歴代スタメン③

 3日連続でお送りした「巨人の歴代スタメン」も今日で最後、一気に掲載しても良かったが、一覧表になると見づらいし、目がチカチカする。そして何より、その時々の巨人の戦いぶりをゆっくり回顧したいファン心理からこのようなスタイルをとった次第だ。

2003年(平成15年)シーズンオフ、原監督電撃辞任 松井がヤンキースへ 3位

1清水 2二岡 3高橋 4ペタジーニ 5清原 6斉藤 7阿部 8仁志

2004年(平成16年)堀内監督就任 3位

1仁志 2清水 3ローズ 4高橋 5ペタジーニ 6小久保 7阿部 8二岡

2005年(平成17年) 5位

1二岡2仁志3ローズ4小久保5高橋6清原7阿部8清水

2006年(平成18年)原監督復帰 4位

1二岡 2小坂 3李 4小久保 5高橋 6阿部 7清水 8矢野

2007年(平成19年) 優勝

1高橋 2谷 3小笠原 4李 5二岡 6阿部 7木村 8ホリンズ

2008年(平成20年) V2

1鈴木尚 2谷 3小笠原 4ラミレス 5阿部 6高橋 7坂本 8古城

2009年(平成21年) V3

1松本哲 2谷 3小笠原 4ラミレス 5阿部 6坂本 7亀井 8脇谷

2010年(平成22年) 3位

1坂本 2松本 3高橋 4ラミレス 5小笠原 6阿部 7長野 8脇谷

2011年(平成23年) 3位

1坂本 2長野 3小笠原 4ラミレス 5阿部 6高橋 7亀井 8藤村

2012年(平成24年) 優勝

1坂本 2藤村 3長野 4阿部 5村田 6高橋 7エドガー 8谷

2013年(平成25年) V2

1坂本 2寺内 3ロペス 4阿部 5長野 6村田 7ボーカー 8亀井

2014年(平成26年) V3

1坂本 2片岡 3長野 4村田 5ロペス 6阿部 7アンダーソン 8橋本到

2015年(平成27年) 2位

1立岡 2井端 3長野 4坂本 5阿部 6セペダ 7亀井 8小林

2016年(平成28年)高橋監督就任 2位

1長野 2立岡 3坂本 4ギャレット 5クルーズ 6亀井 7村田 8小林 

 阿部は5月から戦列復帰、重信は期待外れ 大田、橋本が一番起用もあった。

 さて、打線を見てきたが、こうして考えると原監督の勝負強さが際立っている。12年間の采配で7度のリーグ優勝。Aクラスは11度という戦績。一方の長嶋はあしかけ15年間の監督で5回の優勝に留まり、王ですら巨人時代はプレッシャーが大きくのしかかり、5年間で1度の優勝しかない。ONの後を引き継いでいずれも、その翌年優勝を飾っているのが藤田監督で、紳士的な人格者で、選手を見る目は確かだ。7年の采配で4回の優勝。最悪なのが堀内で、評論家としてつべこべと一丁前のことを言う割りに、2年で結果が出ず強制解雇。3位、5位と「低迷巨人」を招き、ファンから集中砲火のバッシングを浴びた。やはり評論家(外野)と現場では180度異なり、「言うは易し、行うは難し」を実感できる結果に終わった。

 さて、今年はどんなオーダーになるのか先行き不透明。FAで3人も獲得し、外国人も様変わり。3チーム作れそうな豪華な布陣だ。
 最後に以前も当ブログ内で、「飼い殺し球団ふたたび・・・」の記事で書いたが、2017年の予想スタメンを書きたい。

  Aチーム         Bチーム         Cチーム
 
 1  陽     8     1 松本哲  8      1 重信       8 
 2 片岡    4     2 吉川尚  4      2 立岡       7
 3 坂本    6     3 クルーズ 6      3 橋本到・吉川大 3      
 4 村田    5     4 マギー   3      4 岡本和真   5
 5 阿部    3     5 亀井    9      5 中井・脇谷   4
 6 長野    9     6 堂上    7      6 寺内       6
 7 ギャレット 7     7 山本泰  5      7 柿澤       9
 8 小林誠司 2     8 相川    2      8 宇佐美     2

 しかし実際の私の希望は

 1陽 2片岡 3亀井 4マギー(村田) 5ギャレット 6坂本 7阿部(捕手) 8長野

 長野が8番にいる打線は脅威。どこからでもチャンスメイクできる。クリーンナップが2つある打線は破壊力十分だ。

 代打 村田、クルーズ、岡本  代走 松本、重信、藤村
 守備固め 山本泰、柿澤、相川、立岡

 私は今でも、坂本と小林捕手は認めていない。特に小林は日本代表に選出されたが、全く持って何を評価しての抜擢かわからない。昨季は打てない、リードは下手くそ。顔で野球は出来ないし、肩が良くても投手の信頼はゼロ。強化試合4試合を消化して1勝3敗は彼のリードのお粗末さで失点を重ねて負けている。坂本も買いかぶりしすぎ。私はショートなら鳥谷を選ぶべきだったと今でも思っている。単にショートで打撃が優れている選手が少ないから、やむを得ず坂本を選んだと思っている。

 <追記部分>
 WBC第2ラウンドまでは、実力以上の活躍をした両者だが、レギュラーシーズンに戻ったら、たぶん「WBCロス」というか、持てる力を使い果たし、魂の抜け殻のように意気消沈して昨年並みの成績になりそうだ。

 今季、巨人が優勝できるかどうかは、「WBC代表」になったこの二人の結果如何だと思っている。FA組はリーグが変わるため、投手や打者の特徴を掴むのに苦慮するはず。森福の使い方も難しいし、横浜DeNAから移籍の山口は故障で出遅れ、大竹の二の舞になりそうな予感。陽も4月は我慢して使い続けるだろうが、打率が低くてGW以降はスタメン落ちしそう。杉内と内海の両ベテラン頼みになりそうだが、私は打線も噛み合わないし、失点が多く、スタートダッシュに躓き、相当苦戦しそうだと思っている。せっかく足の速い選手を揃えているのだから、機動力を活かすような戦法をとったほうがいい。マギーやギャレットは振り回すと三振の山を築くと思われる。長打を狙わず、センター返しを心がければ、打率はそこそこ(2割8分)はキープできるのではないか?

<参考資料>

http://www.geocities.co.jp/sayashigumi/order/

http://giants.johho.net/?p=40

 記事作成:3月3日(金)

2017年3月16日 (木)

巨人の歴代スタメン②

 平成に入ってから早30年近く経過した。その間、巨人は混迷期、あるいは低迷期に入ることとなる。この頃から外人部隊でその場しのぎ野球を展開するようになった。平成以降、蓑田、石井浩郎、落合、広沢、清原、江藤、マルチネス、ペタジーニ、ローズ、ラミレス、小久保、小笠原、村田など他球団の4番ばかりをかき集め、強力打線を組織したが、それでもなかなか優勝できなかった。投手も阿波野、川口、工藤、豊田、野口茂樹、門倉、藤井などだ。しかし、この頃から野茂の電撃メジャー移籍があって以降、日本人選手がメジャーへ流出したため、この傾向は下火となり、ひと段落した。
 では、今日は、平成元年から平成14年までのジャイアンツのスタメンを振り返りたい。

1989年(平成元年)藤田監督再登板 優勝

1緒方 2篠塚 3クロマティ 4原 5岡崎 6駒田 7中尾 8川相

1990年(平成2年) 優勝

1緒方 2川相 3クロマティ 4原 5吉村 6岡崎 7駒田 8村田

1991年(平成3年) 4位

1川相 2篠塚 3岡崎 4原 5吉村 6ブラッドリー 7駒田 8村田

1992年(平成4年)2位

1緒方 2川相 3モスビー 4原 5吉村 6岡崎 7駒田 8大久保

1993年(平成5年)長嶋監督復帰 3位

1緒方 2川相 3篠塚 4原 5吉村 6バーフィールド 7駒田 8村田

1994年(平成6年) 優勝

1グラッデン 2川相 3岡崎 4落合 5松井 6元木 7Hコトー 8村田

1995年(平成7年)最強打線完成 3位 原辰徳引退

1岡崎 2川相 3松井 4落合 5マック 6広沢 7ハウエル 8村田

1996年(平成8年) 優勝

1仁志 2川相 3松井 4落合 5マック 6清水 7 元木 8村田

1997年(平成9年) 4位

1清水 2仁志 3松井 4清原 5広沢 6元木 7川相 8村田

1998年(平成10年) 3位

1仁志 2清水 3松井 4清原 5高橋 6元木 7川相 8村田

1999年(平成11年) 2位

1仁志 2清水 3高橋4松井5マルチネス6二岡7元木8村田

2000年(平成12年) 優勝

1仁志 2清水 3江藤 4松井 5マルチネス 6高橋 7二岡 8村田

2001年(平成13年) 2位

1仁志 2清水 3高橋 4松井 5清原 6江藤 7元木 8阿部

2002年(平成14年)原監督就任 優勝

1仁志 2清水 3高橋 4松井 5江藤 6阿部 7二岡 8元木

 平成初期からの14年間は優勝6回と巨人ファンにはやや寂しい結果に終わった。そして、めまぐるしくオーダーが変わった。それはFA入団する選手は、ベテランが多く、せいぜい巨人に移籍後3年で選手寿命を終えるからだ。また、外国人助っ人も使い捨てで2年間で解雇になるケースが多い。もとから巨人の外人はポンコツだらけだった。野球はよくセンターラインが大事というが、捕手を村田でほぼ固定できた時代で、そのへんはブレなかった。
 
 さて、明日は平成15年から昨シーズンの平成28年までのオーダーを振り返りたい。

http://giants.johho.net/?p=40

 記事作成:3月3日(金)

2017年3月15日 (水)

巨人の歴代スタメン①

 私の長年の巨人ファンにも翳りが出てきた。それは野球少年だった時代には、ONなど憧れる選手がいて、V9を達成するなど他を寄せ付けぬ強さに魅了された。応援のしがいがあったし、それに応えてくれるチームだった。しかし、1990年代頃からドラフトの逆指名やFA導入により他球団の主力を根こそぎかき集め、その場しのぎのための寄せ集めの外人部隊を組織するようになって、すっかり興味が失せてきた。今は、長年の巨人ファンだった経歴を引きずっているにすぎない。

 では、私が巨人ファンになった頃からのスタメンをお送りしたい。それはV9時代だったが、その9年間はほとんど同じスタメンだったため、1973年(昭和48年)から43年間のスタメンを一挙列記したい。なお、投手は9番が圧倒的に多いため、今回は投手を除く8人の打順をお送りしたい。

1973年(昭和48年)優勝V9達成 川上監督 

1柴田 2土井 3王 4長嶋 5末次 6黒江 7高田 8森

1974年(昭和49年)2位 長嶋引退 川上監督勇退

1 柴田 2高田 3長嶋 4王 5末次 6河埜 7富田 8吉田

1975年(昭和50年)長嶋監督 球団史上初の最下位

1柴田 2河埜 3淡口 4王 5末次 6ジョンソン 7土井 8 矢沢

1976年(昭和51年)張本移籍 前年最下位からの優勝

1柴田 2河埜 3張本 4王 5ジョンソン 6末次 7高田 8吉田

1977年(昭和52年) 王、756号 長嶋巨人V2

1柴田 2河埜 3張本 4王 5柳田 6高田 7土井 8吉田

1978年(昭和53年) 2位

1柴田 2高田 3張本 4王 5シピン 6土井 7河埜 8山倉

1979年(昭和54年) 5位低迷

1柴田 2高田 3王 4シピン 5柳田 6中畑 7河埜 8山倉

1980年(昭和55年)長嶋辞任 王引退 3位

1淡口 2篠塚 3ホワイト 4王 5柴田  6中畑 7山倉 8河埜

1981年(昭和56年)原入団 藤田監督 優勝

1淡口 2河埜 3篠塚 4中畑 5ホワイト 6原 7トマソン 8山倉

1982年(昭和57年) 2位

1松本 2河埜 3篠塚 4原 5ホワイト 6淡口 7中畑 8山倉

1983年(昭和58年) 優勝 藤田監督勇退

1松本 23篠塚 3淡口 4原 5スミス 6中畑 7河埜 8山倉

1984年(昭和59年) 王監督 3位

1松本 2篠塚 3クロマティ 4原 5吉村 6中畑 7河埜 8山倉

1985年(昭和60年) 3位

1松本 2篠塚 3クロマティ 4原 5吉村 6中畑 7岡崎 8山倉

1986年(昭和61年)2位

1松本 2篠塚 3クロマティ 4原 5吉村 6中畑 7岡崎 8山倉

1987年(昭和62年)優勝

1松本 2篠塚 3クロマティ 4原 5吉村 6中畑 7岡崎 8山倉

1988年(昭和63年)2位

1駒田 2岡崎 3篠塚 4原 5吉村 6呂 7中畑 8有田

 ここでお断りしておきたいのは、記したスタメンはもっとも多かったもので、すべてがこうというわけではない。シーズン途中で怪我や故障で戦線離脱した選手もいたし、打順の入れ替えも相当あったと思われる。自分の年齢と照合し、「あの時分は巨人打線はこうだったのか」、と懐かしく当時のことを思い出していただけたら幸いです。

 長くなりそうなので今日はここまで。平成以降の続きは明日、明後日にお送りします。 

http://giants.johho.net/?p=40

 記事作成:3月3日(金)

2017年2月26日 (日)

野球小僧のひとり言 ~第4回WBCに寄せて~

 「球春」という言葉がある。よく耳にするのは「春はセンバツから」という高校野球の名文句で、春を告げる風物詩とでも言えるように、野球は日本国民にもっともメジャーなスポーツとして定着していることは語るに及ばない。
  
 今シーズンは4年ぶりに慌しくキャンプを送っている選手たちがいる。それは第4回WBC(ワールドベースボールクラッシク)が開催されるためだ。もう第一ラウンドまでは一ヶ月を切った。前回、「山本JAPAN」がベスト4で強豪プエルトリコに敗れ、2回連続チャンピオンの座から転落し、王座を返上してしまった。ゆえに今大会は、V奪還の任務を担い、選手は日本代表の名誉であるが、今後想像を絶するほどの重圧と闘うこととなる。国際試合だけに簡単な試合など一試合もないだろう。とりわけ第4回大会は、アメリカチームまでもがそうそうたるバリバリ現役のメジャーリーガーたちがメンバーに名を連ね、並々ならぬ優勝への熱意を感じる。

 しかし、一方で日本チームは残念な顔ぶれ。ダルビッシュや田中、前田などのMLB選手は早々に出場を辞退し、かつ日本のエースで顔だった大谷翔平までもが故障により、出場を辞退した。つまり、今シーズンオフにも、マイナー契約でアメリカに渡米するであろう大谷は、WBC自体に出場する機会を永遠に逸してしまうことになるかもしれない。彼の165km/hの速球で、メジャーリーガーたちをきりきり舞いさせ、力づくで牛耳る快投を見たかったファンが多かっただけに、彼の不出場は極めて遺憾だ。日本代表は投打の柱を失ったことで、戦力がダウンするし、WBC観戦 への興味が半減することにもなる。
 
 第1回・第2回大会は、強豪たちを次々撃破し、大苦戦の上、なんとかチャンピオンの座に輝いたが、各国が現役プロやメジャー選手を次々参戦させると、状況は一変した。日本チームは単打で繋ぐ「スモールベースボール」と揶揄された。図体の大きい外国人選手は、パワーが売り物で、本塁打を量産する大味の豪快野球だが、体格で劣る日本人打者は飛距離が出ず、メジャーのボールが飛ばない設計のため、ホームランはかなり少ない。また、ボール自体が馬の皮(日本は牛)を使用しているため、表面がツルツルで、滑りやすく、よく抜ける。ストライクゾーンも違うし、玉数制限まで設けられている。これはシーズン前のこの時期に本職に支障を来たさないための特殊ルールだ。

 過去2大会、王者に輝いた日本代表だが、今大会を展望するに、もちろん優勝を勝ち取って欲しいのは山々だが、冷静に各国の戦力を分析すると、前大会と同等くらいの成績しか残せないと見ている。最低でも予選リーグを突破するだろうが、負ければ敗退となる決勝トーナメントで、くじ次第では、ベスト8止まりという可能性も十分ある。前回敗れたプエルトリコ、メキシコ、USA、ベネズエラ、オランダ、韓国、キューバなどもオールプロで臨む今回の大会は、どこも実力が伯仲し、どこが勝っても不思議ではなくほど拮抗している。
  そこで私がWBC日本チームのベストオーダーを予想してみた。

  1 青木    先発投手  菅野・則本・藤浪・石川・武田
  2 坂本    中継ぎ    牧田・千賀・宮西・増井・秋吉・岡田
  3 山田    抑え     平野・松井
  4 筒香
  5 中田    控え野手・代打 大野・小林・菊池・鈴木誠・秋山・田中
  6 平田
  7 松田
  8 内川
  9  嶋  

 坂本は去年こそ、まぐれで首位打者を獲得したが、イマイチ信用できない。彼はプレッシャーに弱く、大勝ちしているゲームでは、もう打たなくていいと言いたいほど打ちまくるが、接戦や緊迫した場面ではからっきしダメ。今回も、JAPANの3番は荷が重い。他に選手がいないから抜擢されているが、勘違いすると痛い目に遭うだろう。私は7番くらいで実力相応だと思っている。なぜなら昔の悪い癖が出ているからだ。バットが下から出ているため、ボールの下を叩き、凡フライや差し込まれて詰まった内野ゴロが多くなるからだ。

 そして一番ダメなのがキャッチャー小林誠司。JAPANになぜ招聘されたのかも疑問なのに、嶋の故障で正捕手とは笑わせてくれる。去年2割そこそこの捕手が日本代表入りすることだけでもありえないのに、スタメン出場だと。コーチ陣は頭悪いとしか思えない。巨人でもマイコラスにキャッチングの悪さを指摘されたり、リードも超下手くそ。投手陣の大量失点は必至。すべては実力もないのに日本代表に選んだ小久保監督の責任だ。顔の良さで選ぶのが小久保流と揶揄されることだろう。

 一方、投手陣だが、私は楽天の松井はリリーフでは使えないと思っている。昨年の「プレミア12」の韓国戦でノーコンを露呈し、大谷が好投したのに勝ちゲームをフイにし、韓国に敗れる原因を作った。それがトラウマになっていると思う。今回も春先は投手陣はまだ体が出来上がっていない。経験が浅い若手の松井には荷が重く、9回のプレッシャーが一番かかる場面でフォワボールを連発する悪い癖が出て自滅すると見ている。小久保監督は、調子の良し悪しを見抜く眼力があるのだろうか? 

  これを毎度のことながら、血液型別に分析するとどうなるか。調整役抜群で観察力に優れるAB型の小久保監督が選んだメンバーは・・・

 投手(13人)

 A型 松井、菅野、秋吉、則本、藤浪、増井、石川、岡田、牧田、千賀

 O型 宮西、平野

 B型 武田

AB型 なし

 なんと投手13人中A型が10人を占める布陣。本格派エースの先発型のO型はたったひとり。相手の裏をかく頭脳的ピッチングをするB型はたったひとり。元来プレッシャーに弱く、故障しがちなA型ばかりを取り揃えたメンバー選出。WBCという一発勝負の大舞台でどれだけ奮闘できるかは疑問。

 一方打線は・・・

 野手(15人)

 A型 田中、菊池、青木、筒香、秋山、鈴木誠也

 O型 炭谷、小林、大野、松田、中田、山田

 B型 内川、平田

AB型 坂本

 スラッガーが多いO型と足が速く小技が利くA型が6名ずつ。そしてやはりプレッシャーと大舞台に強いB型は2名しか選出されない。大谷はB型だったが、辞退した。監督と同じAB型は投手・野手含めても坂本ただひとりという状況。

 私は第1回大会のように、イチローや福留、松中、上原といったB型、松坂、宮本、川崎、和田といったO型が活躍したようにOとB中心で組んだほうが良い気がしている。A型中心だと緻密な機動力野球になり、大柄で力でねじ伏せるパワー野球には対応できず、本塁打は少なく、大量失点で打ち負けする公算が高い。
 現に第3回WBCでは優勝を逃したが、A型中心のメンバーを組んだ。涌井、澤村、田中、杉内、前田、森福、内海、牧田、山口鉄也、大隣などで投手13人中10人がA型だった。捕手も3人中2人(相川、阿部)がA型、野手はO型(7人)とB型(3人)を中心に組んだものの、それでもベスト4で敗れた。ホームランが極端に少なく、WBC球とパワー野球に対応できなかった結果だ。

 そして、田中将大や前田、ダルビッシュなどの常連がメジャーに行ったため、制限がかかり、出場しなくなったのも痛い。また、大谷は今回、出場を辞退してしまったため、次回開催時にはメジャーリーガーになっているため、一度もWBCに出ないことも考えられる。日本球界の宝なのでなんとか出場機会を与えて欲しい。 

 さて、総括すれば、このメンバーなら予選リーグ敗退もありえる。小久保監督は、プレミア12に続きV逸でクビになる可能性大。

 ではプロ野球ファンなら誰しも一度は考えたであろう、往年の名選手でオーダーを作ってみた。

   Aチーム             Bチーム

  1 福本   センター      1 若松   センター
  2 イチロー ライト        2 井端   ショート
  3 王     ファースト      3 張本   レフト
  4 落合   サード         4 松井秀  ライト
  5 山本浩  レフト         5 田淵   キャッチャー
  6 野村    キャッチャー   6 長嶋   サード
  7 山田哲  セカンド     7  松中   DH
  8 松井稼  ショート      8 清原   ファースト
  9 門田    DH        9 吉田義/西岡 セカンド

   代打 高井           代打 古田    
       大田卓              杉浦
       長池                宇野
       阿部                池山
       中西太              大下
       川上                松原 
       代走  鈴木尚        有藤
       犠打  川相         掛布

 世界の盗塁王・福本を始め、日米通算安打世界記録のイチロー、世界のホームラン王・王、3回の三冠王を達成した落合、2年連続トリプルスリーの山田などそうそうたる顔ぶれ。Bチームも負けてはいない。2,000本安打の若松に始まり、堅守で小技の利くの井端、3,000本安打の張本、ワールドシリーズMVPの松井、スラッガー田淵、ミスタープロ
野球、三冠王の松中、それに守備の達人で俊足だった吉田と西岡。

    Aチーム投手       Bチーム投手   

     江夏            米田
     松坂            村山
     金田            江川
     稲尾            黒田
     野茂            今中
     ダルビッシュ        石井
     田中将            永射
     山田            渡辺俊
     宮田            桑田
     津田            工藤
     高津            東尾
     佐々木           山口高
 
 投手も凄い。メジャー経験者が目白押し。なぜかMLB移籍後は、WBCなど見向きもしなくなる選手がいるのは残念だ。調整が難しく、球団が出場を認めないことも多く、故障されたら実もふたもない。選手も本業のシーズンを棒に振ることになる。そんな危険を回避したいのが見え見え。絶頂期の選手を集めれば監督はさぞかし楽だろう。まさにドリームチーム結成となるのだが・・・。

 さて、野球小僧よろしく、いろいろと好き勝手書きたい放題だったが、それぞれ好みの選手がいて、パワー野球に対抗する手段としていろいろな戦術が考えられる。本格派の速球投手だけでは打ち込まれるし、多彩な変化球でゆさぶる技巧派も有効だろう。打線はとにかく点が取れる布陣で臨みたい。持ち味の機動力を活かし、足を絡めて投手をかく乱し、いらつかせて自滅を誘う方法が効果的。卑怯な戦法かもしれないが、ファウルで粘って玉数を多く投げさせるのも手だ。

  今回、惨敗したら監督更迭もちろんだが、総括的に人選から見直す必要がありそうだ。それだけに一昨年、プレミア12で韓国に敗れた雪辱を果たす役目を託されている小久保監督の采配に注目したい。あの時は、完璧に相手打線を封じ、続投させればまず打てなかった大谷を終盤にあえて交替し、ノーコンで苦しんでいた松井祐樹をあえて出して連続四球でピンチを作り自滅して失敗した。私ならあの状況でリリーフに新人の松井は荷が重いため絶対に起用しなかった。同じ轍を踏まないよう、選手起用には十分精査&吟味してほしい。

 記事作成:2月13日(月)

 追記

 この記事を書いたら、案の定、2月25日(土)に行われた強化試合で、内川が所属するソフトバンクとの一戦で選手と交錯して転倒。右肩を強打して負傷退場する場面があった。小久保監督がもっとも恐れていた事態がいきなり発生。メンバーの怪我や故障は一番あってはならないこと。所属球団に申しわけが立たないし、選手自身がシーズンに支障し、野球人生に影を落とす。幸い打撲で、脱臼もなければ骨に異常がなかったようだが、利き腕の右肩打撲で、復帰までは時間がかかりそうだ。強化試合で何をしているのか!喝!と言いたくなる。

 そして2月26日(日)放送の「サンデーモーニング」でキャンプリポートをした張本勲。やっぱ在日らしく、自己中で選手にしゃべらせず、自分だけが目立っている。自画自賛はこの国の特徴そのもの。張本が中田や坂本を指導したから、昨日は打てなかったと私は見ている、専属のコーチがいるのに、でしゃばって先輩面吹かせて余計なアドバイスをするから選手が戸惑うし、過度の期待をかけるためにプレッシャーになる。韓国を勝たせるために、わざとそうしているのか?
 ゲストの川藤が張本に何度も釘を刺してくれたのが嬉しかった。
  

2017年2月21日 (火)

飼い殺し球団、再び・・・

 小学生以来、長年に渡って巨人ファンを続けてきた私だが、毎年のように繰り返される金銭ばら撒きの大型補強には苦言を呈したい。かつても他球団のエースや4番打者ばかりを見境無くFAで獲得する体質は旧態依然で、今年はついに30億円もの巨額の費用を捻出し、他球団の主力を手中に収めた。

 45年間、巨人ファンを貫いてきた私だが、このやり方は解せない。言うなれば、物言わせての強奪であり、他球団の反感を買うのは必至だと危惧している。
 一方で、このような外人舞台でその場しのぎの野球ばかりを志向し、実行していては、若手は育たないし、これまでも鳴り物入りで入団してきた選手を使えず、飼い殺しにしてきた経緯がある。また、将来の4番候補だった大田をトレードで放出したのも痛い。たぶん、二岡や矢野のように、出場機会を得て、水を得た魚のように新天地の日本ハムで大活躍するに違いない。
 昨季、17.5ゲーム差をつけられて2位に甘んじた屈辱を晴らそうと、躍起になる気持ちもわかるが、選手の競争を煽り、初めからやる気を殺ぐチームの内情では結果は見えている。
 では、そう不安視する理由を明確にしよう。それは今年の戦力を見れば一目瞭然だ。一軍でも3チームくらい作れそうな顔ぶれが揃っている。三軍の選手であっても、他球団では即レギュラークラスばかりだ。
 <投手>
  先発候補      中継ぎ候補      抑え
 1 菅野       1 大竹       1 森福
 2 マイコラス    2 西村       2 マシソン
 3 田口       3 カミネロ      3 澤村 
 4 高木勇人    4 戸根
 5 内海       5 田原
 6 桜井       6 山口
 7 杉内       7 今村
 8 吉川光  
 9 宮國
10 山口俊
 
 一体誰を使っていいのか悩むと思う。尾花投手コーチなら大丈夫だと思うが、これほどの顔ぶれなのだから、優勝を期待しないほうがおかしい。
 <野手>
   Aチーム         Bチーム         Cチーム
 
 1  陽     8     1 松本哲  8      1 重信       8 
 2 片岡    4     2 吉川尚  4      2 立岡       7
 3 坂本    6     3 クルーズ 6      3 橋本到・吉川大 3      
 4 村田    5     4 マギー   3      4 岡本和真   5
 5 阿部    3     5 亀井    9      5 中井・脇谷   4
 6 長野    9     6 堂上    7      6 寺内       6
 7 ギャレット 7     7 山本泰  5      7 柿澤       9
 8 小林誠司 2     8 相川    2      8 宇佐美     2
 
 他にも実松や藤村など一軍経験がある選手が豊富にいて層の厚さは12球団一。
 Cチームでも十分チームとして機能するはず。昨年は投手がいくら好投して抑えても、得点力不足により、勝てなかった投手が大勢いた。中継ぎが試合をぶち壊し、エース菅野の勝ち星を台無しにした例が5試合もあった。菅野は防御率でリーグトップだったのに、9勝でシーズンを終えてしまった。絶対に一桁勝利で終わる投手ではない。打線の入れ替えは何パターンも可能な人材がいるだけに、よく見極めて起用してほしい。
  また、鈴木尚の引退で代走のエキスパートは、俊足と堅守が持ち味のベテラン・松本哲と、2年目で早稲田出身の重信にかかる期待が大きくなる。かつて川相が犠打の達人、鈴木が代走のプロフェッショナルだったように、その道のプロを育てて欲しいと思う。
 とりわけ、この2つ以外に代打のプロの育成は必至。その中でも左投手対策が肝心。岡本にその大役を任せられれば良いのだが、出番を与え、実践を通して育てられるかが鍵。対戦投手のクセや決め球を見極めるだけの経験が必要だろう。そういう意味では、ここ一番の勝負強さが求められる場面では、ベテランの脇谷、柿澤の果たすべき役目も大きい。
 ところで、怖い話だが、昨季、ブラジルのサッカーチームが移動中の飛行機が墜落して選手の多くが犠牲になる痛ましい事故が発生した。これだけの陣容であれば、万が一何かあってもすぐに代わりがいるだろうし、故障者が出ても、その代役は十分すぎるほどだ。
 逆に言えば、これだけの顔ぶれを揃えて、優勝できなければ、監督初めコーチは即クビもやむなしとなるだろう。去年のV逸の反省からナベツネの肝いりで行った大型補強。果たしてチーム内にどういう効果をもたらすのか。吉と出るか凶と出るかは、今シーズンの見ものだ。

 また、心配な点を述べれば、杉内、内海、大竹、村田、阿部など主力の高齢化が進む一方で、若手が出場機会に恵まれなければ、本日のテーマの通り、苦戦する可能性は大だ。それにFAで巨人に移籍してきた陽が、いきなりの故障発生。なぜか巨人にやってくる外人部隊は出鼻を挫かれたり、故障続きで前チームのような活躍が出来ないジンクスに見舞われる。不思議なものだ。
 今シーズン、優勝を逃せば責任は誰がとるのかは自ずと答えが見えてくる。反発や不協和音が強いとは思うが、人を見分ける眼力に優れ、適材適所を熟知する落合博満が監督になれば、長期に渡って強い巨人を作れると思うのは私だけだろうか?
 もし高橋監督交代論が出るならば、桑田か吉村しかいない。間違っても江川、中畑を監督に推してはいけない。原監督復帰論もあるかもしれないが、今はまだ、その時機ではない。
 シーズン前に「たられば」は禁物だが、今年の巨人の布陣を見て、逆に旧態依然のやり方に不安を覚え、苦言を呈してみた次第だ。
 記事作成:2月8日(水)

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