郡山の魅力再発見!55 ~ネーミングライツ~
我が街・郡山市には出身者や地元の人でもあまり知らない話題と言うのがある。私自身も足掛け45年間も郡山に住んでいながら、初耳なことが多々ある。その一つとして、最近話題の「命名権」について触れたい。英語で「ネーミングライツ」という名称が一般的らしいのだが、公共施設等の名称をスポンサー企業の名称やブランド名をつけた愛称にすることができる制度のこと。郡山市は、スポンサー企業から一定期間、ネーミングライツ(命名権)契約を交わし、その対価を得て、新たな財源確保や施設の維持管理費に充当したり、更には知名度、集客力、サービス向上を図るようにしている。
近場では仙台の楽天のスタジアムが「コボスタジアム」という愛称で親しまれたことでもわかるが、ここ郡山にも商標利用したこの制度の波がやって来たということだ。これも時代の流れだろう。
では、郡山市にあるネーミングライツを利用した施設を列挙したい。
1 ヨーク開成山スタジアム
郡山市の体育的公共施設として古くからある「開成山野球場」。昔から巨人戦がやってきたり、昭和40年代には大リーグのチーム(オリオールズ・メッツ)なども親善試合を行った由緒ある球場だ。私もプレーしたことがあるし、息子もスポ少などでマウンドで投げたことがある。それが老朽化し、平成の大改修を経て、スタンドやスコアボードが新しくなった。しかし、維持費や整備費が膨大で、その費用を多少賄うためにこの制度を利用するに至った。

スポンサー・・・ 株式会社ヨークベニマル
期間・・・・・・・・ 平成29年2月1日~平成34年3月31日
命名権料・・・・ 年510万円(消費税別)
5年間で2,500万円を超える支出だが、宣伝広告になると思えば、県内一の流通スーパーとしては朝飯前の投資だろう。
2 郡山しんきん開成山プール
紆余曲折を経て、平成29年7月に完成した県内初の長水路を持つ公共屋内水泳場。というのも震災の復興財源を使い、本来は、原発事故で運動不足に陥っている県内の子供たちの運動施設建設という名目で動き出した事業だが、県内に50mと25mを併設した屋内プールがないことや中学高校で東北大会レベルの大会が開催できる屋内プールが無かったことから、福島県水泳連盟が懸命に要望し、決まっていた設計業者&建設業者を変更し、すべて県内の工事業者に建設を委託。そのため、オープンが大幅に遅れた。
しかし、郡山市民にとっては待望の屋内プール。しかし、平日はもちろん、土日に泳ぎに行ってもいつもガラガラ。この3月までは市内の小中学生を無料開放していたが、いつも監視員のほうが多いくらいで、利用者は少なかった。なぜなら、50mプールは水深2mもあり、泳力に自信のある方が自己申告しなければならず、小中学生は泳力テストを受けてクリアしなければ入れないからだ。つまり、そこそこの泳力が無いと50mプールを利用できないという厳しいきまりがあったからだ。幼児用プールもないため、週末に家族連れで楽しめるような施設ではないことが原因。
スポンサー・・・ 郡山信用金庫
期間・・・・・・・・ 平成29年7月1日~平成35年3月31日
命名権料・・・・ 年210万円(消費税別)
3 けんしん郡山市民文化センター
市内堤下にある市民文化センター。芸能関係のライブや寄席、あるいは演劇、市内の小中校生が各種コンテストやコンクールなどで利用する文化的な施設。かつてはこの300m北西側に郡山市民会館があった。私は「スター誕生」や「NHKのど自慢」の公開収録を見に行ったことがあるし、谷村新司のコンサートやラジオ福島の公開録音にも出向いた、いわば市民のオアシスだった。
市民文化センターになってからは、なぜか大ホールに合唱で上がったことが複数回ある。
ここの弱点は駐車場が無いこと。地下にあることはあるが小さい。

スポンサー・・・ 福島県商工信用組合
期間・・・・・・・・ 平成30年4月1日~平成35年3月31日
命名権料・・・・ 年520万円(消費税別)
4 宝来屋 郡山総合体育館
ここは郡山市民がスポーツなどで利用する施設。私が小学生の頃に完工した。バレー・バスケはもちろん、卓球、柔道、剣道、バドミントン、トランポリンなどをした想い出がある。
ここも震災を機に耐震工事を行った。しかし、30万市民を抱えるスポーツ施設としては手狭になって来た。個人的には隣りの豊田浄水場が営業を終了したので、そこを埋め立てて、総合スポーツ施設を新設し、今の体育館がある場所を巨大駐車場にしてほしい。開成山周辺は駐車場が少なすぎるからだ。

スポンサー・・・ 株式会社 宝来屋本店
期間・・・・・・・・ 平成30年4月1日~平成35年3月31日
命名権料・・・・ 年320万円(消費税別)
宝来屋というのは郡山の老舗食品メーカーで、味噌造りが専門だったが、最近は甘酒も有名になっている。
5 郡山ヒロセ開成山陸上競技場
この競技場は、国体の総合開会式も開いた歴史と伝統のある場所。1972年には、矢沢永吉やオノ・ヨーコも出演した伝説のロックフェス「ワンステップフェスティバル」が開催された。私は小中学校の時には陸上交歓会や大会でトラックを走った経験がある。1972年に大々的に開催された「こどもまつり」では入場行進をしたこともあった思い出深い場所。

スポンサー・・・ 郡山ヒロセ開成山陸上競技場
期間・・・・・・・・ 平成30年4月1日~平成37年3月31日
命名権料・・・・ 年220万円(消費税別)
私は、郡山に「ヒロセ電機」なる会社があることすら知らなかったので、スポンサー契約することで、その存在が知られたのなら安いものだ。年間30万円程度。どうやら田村町下行合の田村工業団地内にある企業らしい。
ほかにも郡山なら「ゼビオスポーツ」や「幸楽苑」「三万石」「柏屋」「大東銀行」など大企業が多くあるので、こうしたスポンサーに名乗りを挙げても十分やっていけるだろう。
記事作成:4月8日(日)



熱海町からインターチェンジ方向に進み、10kmほど北に進むと「石莚ふれあい牧場」がある。その入口側に折れ、駐車場には入らず、その周囲を東側に回って坂道を3kmほど登ると、「銚子ヶ滝」への入口(登山口)となる路肩風の小さな駐車場が現れる。そこから2km森の中を分け入って山道を行けば分岐点にたどり着く。そこから崖を下るように遊歩道を下りると、やがて滝の爆音が聞こえて来る。かなり急な崖だけに十分な注意が必要だが、沢に降りれば、一気に視界が開け、目の前に高低差のある見事な滝と滝つぼが姿を現す。それがちょうどお銚子に似ていることからその名がついた。

宝永7年(1710)創業の老舗で、郡山の酒蔵としては最も大きい。市内南部の安積町笹川地区の阿武隈川沿いにある。所在地からネーミングした「笹の川」が主力商品となっている。他にも「ほろ酔い」や「すべて山田錦」など個性ある酒づくりを展開している。
郡山の市街地から南の方に行くと、「久留米」や「山崎」という地名があり、近くにはバードウォッチングや桜の名所として知られる「五百渕」という広大な公園が鎮座する。その池の南側にあるのが「若関酒造」だ。
郡山駅から北へ約1km、逢瀬川(旧名大重川)を渡り、磐越西線のガードを潜って100mほど北進すると、旧国道4号線沿いに歴史のありそうなレンガ造りの塀に囲まれた場所にたどり着く。そこに「佐藤酒造」はある。
中心市街地から国道49号線をいわき方面に向かっていくと、田村地区に「大安場古墳」や「東山霊園」への入口がある。そこを左に折れ、巨大古墳を横目に通り過ぎ、霊園内を周回道路に沿って進み、事務所に行く道と分かれる十字路分岐に出る。そこを右折し、下り坂の途中、佐藤石材店の前の丁字路を左に入ると「仁井田本家」がある。 
郡山の市街地北西に約10km、阿武隈川にかかる小和滝橋を渡り、剣道を三春方面に行くと、「木村公民館」の十字路にぶつかる。そこを左折し、農免道路の坂を上った道路沿いの左手(西側)にある。ただし、道路からは土手の上の奥にあることから、酒蔵自体は急坂を上らないと見えない。






















最近のコメント