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私のPVライブラリー

2014年5月26日 (月)

プロジェクトX風PV集

 かつて世のサラリーマンや技術者、開発者たちに夢と希望を与えた名番組があった。それはNHKが制作し、2000年3月から2005年12月まで放映された「プロジェクトX~挑戦者たち~」であった。国井雅比古と久保純子がMCを務め、その後膳場貴子にバトンを渡した。ナレーションは田口トモロヲで、あの独特な語る口調が感動を倍加させた。あの社会的影響が大きく、人々に勇気と希望を与え続けた番組が終了し、早くも9年異近く経過した。ではさっそく当時を振り返りつつ、私が好きだったテーマを10作品挙げると・・・

 1位 「炎上 男たちは飛び込んだ」(ホテルニュージャパン火災)

http://v.youku.com/v_show/id_XMjkzMDk1ODky.html

 2位 「窓際族が世界規格を作った VHS・執念の逆転劇」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjc0MjMyNTI0.html?from=y1.2-1-85.3.1-1.1-1-1-0

 3位 「不屈のドラマ 瀬戸大橋」(瀬戸大橋・本州四国連絡橋)

 4位 「友の死を越えて 青函トンネル・24年の大工事」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjc0MjMyMTUy.html

 5位 「つっぱり生徒と泣き虫先生~伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦~」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjc5Nzk3NTA4.html

 6位 「厳冬黒四ダム 断崖絶壁の輸送作戦」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjc1MjY5ODc2.html

 7位 「奇跡の心臓手術に挑む」(バチスタ手術・湘南鎌倉総合病院 )

http://v.youku.com/v_show/id_XMjk3NDcwMDY0.html

 8位 「東京タワー 恋人たちの戦い」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjk3ODEyMjA0.html

 9位 「執念が生んだ新幹線 老友90歳・飛行機が姿を変えた」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjc0MzU3NDI0.html

10位 「激闘・男たちのH2ロケット」(H2ロケット開発・宇宙開発事業団)

 こうしてみると、モノづくりのできる理系の仕事は羨ましい気がする。このドラマを盛り上げたのが番組オープニングの「地上の星」と感動を呼んだ「ヘッドライト・テールライト」の名曲だ。共に歌姫「中島みゆき」が歌った。

 さて、以上は本物のプロジェクトXだが、著作権の問題があってリンクできないが、「YouTube」には、この名作をもじって個々に作られた痛烈な社会風刺風のもどき作品や、人生のイベントを演出するパロディ風のパクリ作品がたくさんアップされている。それは、さながら日本生命のPV風にも似たドラマチックな力作揃いである。今日は、その中から感動的な3作品を取り上げたい。

 1 東日本大震災 自衛隊、消防士に感謝

 2 福島第一原発事故を収束せよ

http://www.youtube.com/watch?v=odXANj740tQ

 3 プロジェクトXオープニング編集映像

 私は個人的に、このような「ドキュメンタリー」形式の再現番組が好きだった。紆余曲折と失敗の連続、苦労に苦労を重ねた末にようやくたどり着いた商品開発。成功の裏には、研究者や技術開発者の苦難や決して諦めめない不屈の闘志を始め、数えきれないドラマがあったに相違ない。名もない企業戦士にスポットを当て、他のサラリーマンにも勇気と希望を与えた話題作がこの番組だった。後継として現在放送中なのは「プロフェッショナル仕事の流儀」である。テーマソングの「progress」も素晴らしい。
 最近は、こうしたドキュメンタリー番組が少なくなった気がする。もう少し、このような励みになる人生訓のような番組を提供してほしいと願わざるを得ない。NHKにはぜひ英断をお願いしたいものだ。

 最後に「ヘッドライト・テールライト」でお別れしたいと思います。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。

 記事作成:5月4日(日)

2012年3月11日 (日)

3.11~あの日を忘れない~

 本日3月11日は、あの「東日本大震災」から丸1年にあたる記念すべき日である。あれから1年もの歳月が過ぎたとは信じられない。地震や大津波により亡くなった方々や今も3千人を越える行方不明の方々、その遺族、家族を思うと居た堪れないし、目頭が熱くなるのを禁じ得ない。あの地震の瞬間の映像や津波に流され、破壊される町が脳裏に焼き付いて離れない。その後も1000回以上続く余震、そして我が福島県は出口が見えない原発事故のさなかに未だいる。

 そこで今回は、決してあの時の体験を忘れない為に、そして同じ過ちを2度と繰り返さないために、この映像をお送りしたい。これは多数の犠牲者を出した南三陸町の防災無線担当し、押し寄せる大津波の恐怖と闘い、懸命に住民に避難を呼びかけ、多くの住民の命を救いながら、自ら命を落とした「遠藤未希」さんの「未来への遺言」とも言える天使の声を特集した時の映像だ。私も正座して心して見て、彼女の遺志を後世まで語り継ぎたいと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=dlx84wX5PYk

http://www.youtube.com/watch?v=M-neskB4FOc&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=dB4xT-FBysM

 彼女が命懸けで守りたかったもの、それは美しい故郷の港町の風景、愛すべき町民たち。それと引き換えに払わされた代償・・・。決して彼女のことを忘れてはいけない。そして、よりよき未来を築いて行かなければならない。彼女は空からずっと私達を見守っている。

http://www.youtube.com/watch?v=yBh6DUVFU1g

  そして3月9日のNHKニュースで、遠藤未希さんが命懸けで避難を呼びかけた30分に渡る緊迫した様子を録音したCDが見つかった。下記はNHKのニュースの全文です。

 宮城県南三陸町で、震災発生の際、住民に避難を呼びかけ、多くの命を救った防災無線の音声が完全な形で残っていることが分かりました。
亡くなった町職員の遠藤未希さんの呼びかけがすべて収録されているほか、呼びかけがどのような判断で行われていたかをうかがわせるものとなっています。

 NHKが入手した音声は、津波で職員や住民、合わせて41人が亡くなった南三陸町の防災対策庁舎から発信された、およそ30分の防災無線の放送をすべて収録したものです。地震発生の直後から放送が始まり、サイレンに続いて、危機管理課の職員だった遠藤未希さんが「震度6弱の地震を観測しました。津波が予想されますので、高台へ避難して下さい」と呼びかけていました。この時点で大津波警報は出ていませんでしたが、町は独自の判断で津波への警戒を呼びかけていました。周囲にいた人の声も収録されていて、大津波警報が出たあと、津波の高さについて「最大6メートルを入れて」と指示され、未希さんは、6メートルという情報と「急いで」とか「直ちに」という言葉を呼びかけに付け加えていました。
 また、周囲の「潮が引いている」という言葉に反応して「ただいま、海面に変化が見られます」と臨機応変に対応していたことも分かります。
津波を目撃したとみられる職員の緊迫した声のあと、未希さんの呼びかけは「津波が襲来しています」という表現に変わっていましたが、高さについては「最大で6メートル」という表現が続き、最後の4回だけ「10メートル」に変わっていました。
当時、未希さんたちと一緒に放送を出していた佐藤智係長は「水門の高さが5.5メートルあり、防災対策庁舎の高さも12メートルあったので、6メートルならば庁舎を越えるような津波は来ないと思っていた」と話しています。
 音声は、なおも放送を続けようとする未希さんの声を遮るように「上へあがっぺ、未希ちゃん、あがっぺ」という周囲の制止のことばで終わっていました。呼びかけは62回で、このうち18回は課長補佐の三浦毅さんが行っていました。
男性の声でも呼びかけて、緊張感を持ってもらおうとしたということです。三浦さんは今も行方が分かっていません。
 この音声を初めて聞いた未希さんの母親の遠藤美恵子さんは「この放送を聞いて、本当に頑張ったんだと分かりました。親として子どもを守ってあげられなかったけど、私たちが未希に守られて、本当にご苦労さまというしかないです」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120309/t10013614681000.html

 このニュースを見て涙が止まらなかった。多くの人命を救った最期まで正義を貫いて頑張った人がなぜ犠牲にならなければならないのか?残念でならない。

 最後に、「あの日を忘れない」ために、1年前から1か月以上も繰り返し流れていた公共広告機構のCMをお送りしたい。

 見える気持ちに 編

 魔法の言葉 編

 今、私にできること 編

 SMAP・トータス松本 編

 岡崎、長友、内田 編

 こだまでしょうか 編

 あの日から今日で1年。マグニチュード9.0の我が国最大の地震、東日本の海岸線に押し寄せた大津波、あのチェリノブイリと同じレベル7の原発事故、そして故郷を遠く離れての避難、風評被害。2万人近い多くの人命が奪われた。この未曾有の災害を私たちはいつまでも忘れず、後世に語り継いでいかなければならない。震災によって新しい絆が生まれた。助け合いの精神が育った。人間なせばなる。かつて敗戦の泥沼から劇的な復興を果たしたように、何年かかるかわからないが、必ずや福島県は豊かな自然を取り戻し、昔の面影を取り戻せると信じている。「3.11」。私たちはこの日を忘れないだろう。

 そして、東北の復興ソングというべき歌を紹介したい。曲名は「あすという日が」。これは仙台市立八軒中学校が全国大会進出を果たし、鹿児島で歌う筈だったが、震災で出場を辞退せざるをえなくなった。彼らの歌声を復興のシンボルとしてお聴き頂きたい。

http://www.youtube.com/watch?v=QQsKdWKmY-A&feature=related

 被災地から発信された"希望の歌"
9月21日発売の夏川りみのシングル。 作詞:山本瓔子 作曲:八木澤教司
大震災の影響で全国大会出場を断念した仙台市立八軒中学校の吹奏楽・合唱部の生徒が、避難所の体育館で発表会を兼ねた支援コンサートで歌った、「あすという日が」がニュー­ス番組で報じられ注目をあつめました。4月12日放送の「NHK歌謡コンサート」で、夏川が同曲を歌唱し、注目度はさらに上昇。急きょ発売が決まりました。

http://www.youtube.com/watch?v=fj8tsl0mH1E&feature=related

 最後に、昨年末、長渕剛が紅白歌合戦で犠牲者に捧げた鎮魂歌「ひとつ」(cover)をご覧頂きながら、追悼したいと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=EMtbGbGLQ2A&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=JP6gv6rQiyI&feature=related

 記事作成:1月11日(水)

2011年11月 5日 (土)

涙なくしては見れないPV ~全国きずなキャラバン~

 フラガールがくれたもの ~全国きずなキャラバン~ 

 いわきスパリゾートハワイアンズ所属のフラガール達。5年前に上映された映画で、爆発的な人気が出て、全国から志願者が殺到した。それも束の間、今年3月に起きた東日本大震災で、本拠地であるハワイアンズが崩落。ステージで笑顔を振りまく機会を奪われ、一時は解散さえ危ぶまれた。そんな彼女達が、震災で苦しむ方たちを励ます目的で、全国きずなキャラバンを展開。全国各地で、震災で傷ついた被災地への温かい支援に感謝するイベントを行い、46年ぶりとなる全国行脚を敢行した。彼女たちの一生懸命で美しきその姿に胸を打たれ、感動の涙を流した人も多かったことだろう。そして再び広がった被災地支援の輪。彼女たちは努めて明るく「福島は元気です!」とアピールして歩き廻った。彼女達の活動で、元気を貰い、勇気づけられ、生きる力を取り戻した人達は何人いたことだろう。「故郷再生」、そして「光り輝く未来へ」。ありがとう、フラガール達。絶望の淵に佇んでいた私達に、希望の光を照らしてくれて。そして魂をもう一度甦らせてくれて・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=BMSbrNZhRmk&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Nq9BobD4sHg&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=d-PIPfqQIlM&feature=related

 福島県民なら、このPVを見て涙を流さなかった人などまずいないと思う。それほど身につまされる映像だし、心の底から勇気がわいてくる、そんな強いメッセージを感じさせてくれた。

 「息吹」 by AERIAL

明日また会おう  必ず笑顔で会おう
くじけそうなとき  その笑顔が 何よりも力になる

この国は何度も  負けずに立ち直ってきた
祖父や祖母の汗  父や母の涙  今の暮らしをくれた

暗い瓦礫の中から  明日へ生きろと声がする
青く抜けるよな空  子供たちの歌 この国を愛してる

いまあなたの声が聞きたい  その温かい声が聞きたい
そっと掲げた手のひらから  聞こえるよ 命の息吹
悲しみの中から生まれた  強い意志とそのやさしさが
僕らが暮らす この大地に  新しい花を咲かすだろう

止まっていた時がいま ほら少しずつ動きだしてる
心の奥にしまいこんだ 「きずな」 繋ぎあわせてゆく
灯りのない夜道を照らす 月明かりがこんな愛しい
今日もどこかで優しく響く  明日への希望の息吹

絶望の中から生まれた  明日へと繋げる架け橋
いつかあなたが植える苗木が  新しい風を呼ぶのだろう

いまあなたの声が聞きたい  その温かい声が聞きたい
高く掲げた手のひらから  聞こえるよ命の息吹
悲しみの中から生まれた  強い意志とあなたのその愛が
僕らが暮らすこの大地に  たくさんの花を咲かすだろう

 この曲の歌詞もまた琴線に触れる。最初コブクロが歌っているのかと聞き違えたほど曲調も歌い方も似ていた。でも歌詞をよく確かめると、心にジーンと染み渡る。以下、フラガール達が率先して活動した「全国きずなキャラバン」に関連する、感動を呼ぶPVを紹介したい。

<全国きずなキャラバンPR>
http://www.youtube.com/watch?v=g4798lhbFY0&feature=related

<新宿高島屋>
http://www.youtube.com/watch?v=4DoJu-YJewc&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=U6hDW1ppTh4&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=mzv24JWxLlk&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Oc8T6WE00QU&feature=related

<土浦ショッピングセンター>
http://www.youtube.com/watch?v=3isAeY-Q61E&feature=related

<千葉駅前>
http://www.youtube.com/watch?v=RHeeKbIAEDA&feature=related

<横浜駅前>
http://www.youtube.com/watch?v=XJDe-vsBlP4&feature=related

<水戸駅 8月&最終日ダイジェスト>

http://www.youtube.com/watch?v=DN7SZMAh3Qw&feature=related

<スパリゾート営業再開>
http://www.youtube.com/watch?v=_Y8WaSFlDpo&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=cdrn7NJmcgY&feature=related

<きずなリレーメッセージ>
http://www.youtube.com/watch?v=07KzIF1unMM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=oz7so0w0JWQ&feature=related

 この素晴らしい動画の数々をお届けしたくて、予定を変更して急遽お送りしましたが、如何でしたでしょうか?私自身も福島県在住の被災者のひとりである。私が暮らす福島県はこれまで経験したことのない震度6弱の大地震、津波被害で今もなお行方不明者が多数、そして人災と言われる福島第一原子力発電所事故による放射線被害と、まさに三重苦の中にある。しかし、そんな中、人々に明るい話題を届け、笑顔をふりまき、感動という光を灯してくれたのが、清廉可憐な若き乙女たちであった。今や福島の復興のシンボルになったフラガール達、かつて 廃坑となり、暗く沈んだ炭鉱の町に彼女達が光を灯してくれたように、世代が代わった今でも、再び私達に「希望」と言う名の光を灯してくれている。そんな彼女達の頑張りに応える意味でも、明日に向かって頑張って行こうと心に誓った。

 記事作成:11月4日(金)

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